大阪府「住まいの評価・管理アドバイザー制度」
JHMは「指定アドバイザー登録団体」として大阪府が指定した法人です。
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アドバイザー制度委員会からの事例報告
「建売住宅購入相談」
今回、建売住宅を購入したいので、建物を見て欲しいとの相談依頼がありました。建物は平成18年10月築でK駅間近の木造3階建です。当協会の「建売住宅購入チェックリスト」を元に検査をしました。
【住 環 境】について
- 駅前に建っているので、駅から出る音について気にならないかを、1日かけ調査するようにアドバイス
- 周辺道路が狭く、車の通行に難が見受けられるので検討するようアドバイス
【土 地】について
- 地盤や地形について、問題はないと判断
- 境界がはっきりしないので販売会社に問合せをして確認するようアドバイス
【契約書類】について
- 建築確認について
検査(中間検査・完了検査)を受けていることを書類で確認
- 設計図書について
手元には、平・立面図しかないので、出来るだけ他の設計図を貰うようにアドバイス
- 契約書の注意事項について
契約書は印鑑を押す前にもらって、事前に内容をきちんと確認することをアドバイス注意する点は、瑕疵担保責任の期限及び内容である旨を伝える
- 重要事項説明書について
重要事項説明書は、売買契約書と重複する部分が多いので、両者の食い違いがないかチェックすることが大切で有る事と、必ず重要事項説明書を貰うことを伝える。
- 瑕疵担保について
契約時に発見できなかった欠陥があるとき、損害賠償や契約解除の取り決めが有るか確認することを伝える。
【建 物】について
各所を点検したが、問題となる次の一点以外はおおむね良好であった。
断熱材について、2階の床下収納庫を外して1~2階間と、屋根裏については3階物入れの天井点検口から壁面確認したところ、断熱材が見当たらなかった。依頼者も確認。
【最終評価】
購入はやめた方が良いと依頼者に伝える。
住環境については依頼者に判断してもらうとして、建物については断熱材施工に不備があり、販売会社に問い合わせたところ、この施工が普通であるとの返事により、購入はやめた方が良いと依頼者に伝えた。結論は依頼者の判断に委ねた。
森川 征浩(JHM理事・建築士)